シダックス(4837)の株主優待内容
シダックスの株主優待権利確定日は3月末日の年1回です。
100株以上の保有で株主優待をもらうことができます。
株主優待の内容が2018年、2019年、2020年と立て続けに変更になっています。
2017年分まで
2017年までの株主優待内容は、シダックスの店舗で利用できる優待割引券でした。
もらえる株主優待券の枚数は保有株数に応じ、2段階に区分されており、
・100株以上500株未満:540円の株主優待券5枚
・500株以上:540円の株主優待券25枚
100株保有と500株保有の場合は同じ優待利回りです。
ルーム料金や飲食代金に利用できる券です。1枚540円なので消費税分もしっかり券に含まれているところが良いです。
ただし1回の会計に利用できるのは5枚までと制限があります。これは改善して欲しいところです。
2018年分
今までは株主優待券以外に選択肢はなかったのですが、2018年分から自社グループ製品を選ぶことが出来るようになりました。
・100株以上500株未満:540円の株主優待券5枚、または自社グループ製品2,000円相当
・500株以上:540円の株主優待券25枚、または自社グループ製品6,000円相当
2018年分 500株以上の優待内容
A 中伊豆ワイナリーワイン 6,000円相当
B 中伊豆ワイナリーワイン+ワイン葡萄のお酢 6,000円相当
C ワイン葡萄のお酢+ぶどうジュース 6,000円相当
D レストランカラオケ・シダックス優待券25枚 13,500円相当
商品を選べるようになったのは良いのですが、あまりにも額が違いすぎます。
100株以上500株未満の場合はグループ製品が2,000円相当に対して、株主優待券は2,700円分ということでまだましなのですが、500株以上の場合は半分以下になってしまいます。
というわけで、今回も優待券をもらうことにします。
2019年分
またもや優待内容の変更がありました。
・100株以上500株未満(変更なし):540円の株主優待券5枚、または自社グループ製品2,000円相当
・500株以上:540円の株主優待券10枚、または自社グループ製品12,000円相当
500株以上の場合、株主優待券が25枚から10枚に、自社グループ製品は6,000円から12,000円に変わりました。100株以上500株未満の場合は変わりありません。
500株以上の場合は最大13,500円+税分だったのが、2019年は最大でも12,000円に、そして優待券の額が大幅に減らされたのは痛いです。改悪です。
自社グループ製品を選ぶことでシダックスの思い通りになってしまうのは腹が立ちますが、取りあえず今回はワインを選ぼうと思います。
中伊豆の自社関連工場で製造されたワインです。
優待券と等価と考えると1本1,350円相当と考えられます。
2020年分
3年連続で優待内容の変更がありました。なんとシダックスで利用できる優待券がなくなってしまいました。
・100株以上500株未満:自社グループ製品2,500円相当
・500株以上:自社グループ製品15,000円相当
自社グループ製品の額は昨年よりも上がっています。
500株以上でもらえる優待品は以下の2種類からの選択です。
・中伊豆ワイナリーワインセット(赤・白 各2本セット)
・ノンアルコールセット(各3本セット)
どちらのセットにも中伊豆ワイナリー売店の取扱商品(おつまみ)を付けてくれるとのことです。
昨年はワインを選びましたが、そんなに良くなかったので今回はノンアルコールセットを選びました。
お酢とぶどうジュースのセットにフルーツゼリー、ビーフジャーキー、まぐろのほぐし煮が入ったセットです。
さっそく、お酢を飲んでみましたが美味しかったです。
2021年分
今回もワインのセットかノンアルコールセットのどちらかの選択です。
中伊豆の工場で製造したというオリジナルワイン。赤白それぞれ2本ずつです。
そして、今年もおつまみ付きです。
配当について
2017年3月期:15円
2018年3月期:15円
2019年3月期:なし
2020年3月期:なし
2021年3月期:なし
無配に転落です。
シダックス(4837)についての総評
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- 株価(237円):ダメです
- 配当金(未定):どうせ無配でしょう
- 優待内容 ★★☆☆☆:そのうちなくなるかも
- 総合得点(10点満点):2点
※ データは2021年7月21日終値時のものです
いつなくなるかと思っていた株主優待ですが、今年は無事もらうことができました。ずっと続けてもらいたいものです。